月別アーカイブ: 2016年6月

そもそも食事の問題って、とてもセンシティブなのです

昨日は池尻大橋のマクロビオティックレストラン「キュジーヌ・エ・サンテ・リマ」にて、へるしーどい会に出席。

最近、いろいろな所でマクロビオティックのお話をすることが多いのですが、一般的な食事の人もいれば、ベジタリアンやビーガンの人もいるし、ましてはマクロビオティックの中にも色々な考え方の人がいます。

そんな中で、「私は時には魚も肉も食べますが、15年マクロビオティックを実践してます」といったら、一般的な食事の人、ベジタリアン、マクロビアン、それぞれがそれぞれの視点で「???」と困惑すると思うのです。

もちろんマクロビオティックの陰陽の考え方や宇宙観もお話しますが、それも時に「宗教的」に捉えられることもあります。

そもそも食事の問題って、とてもセンシティブなのです。
こちらが良かれと思って話していても、それが相手には批判に聞こえることもあります。

そんな理由でここ数年は、あまり公の場で食事の話題を持ち込まないようにしていたのですが、どうも時代的にそうも言ってられない状況になって来ました。

なので今は、「なぜ批判的、威圧的、また宗教的に捉えられるのか?」というところから逃げずに取り組んで行きたいと思っている今日この頃なのです。

リマ・クッキングスクールの中級第9回

今日はマクロビオティックの料理教室「リマ・クッキングスクール」中級第9回、味噌おじやと八宝菜、レンコンのきんぴらでした。

そしてメインは食べ物を使った外用手当て、生姜湿布と里芋パスターほか、コンニャク湿布、焼き塩、豆腐パスター、生姜油などを学びました。

ショウガシップとサトイモパスター!
私にとってはなんとも懐かしい響きです。

私は昔マクロビオティックの普及団体で、今や伝説の食養家、大森英櫻先生のお世話係を1年半という短い期間ですが、濃密に体験する機会に恵まれました。

毎週のように大森先生の食養相談に立ち会い、医学講座や姓名学講座を企画し、多くの相談者や生徒さんと交流した日々を「ショウガシップトサトイモパスター」という呪文のような言葉を聞くと、走馬灯の如く活き活きと思い出されます。

私の思想的原点はもちろん桜沢如一です。
でも実質的に大森先生と過ごしたこの1年半がなくては、今の私はありません。

私がフリーになっていま毎日色々な楽しいお仕事が出来るのも、大森先生を通じて繋がった全国の仲間たちのおかげなのです。

大森先生のような食養指導家としての道は歩まなかった私ですが、これからも「ショウガシップトサトイモパスター」という呪文を思い出しながら、マクロビオティックの魅力を伝えて行きたいと思います!

二度目の名古屋での「マクロビオティックの陰陽がわかるセミナー」を開催!

昨日は、二度目の名古屋での「マクロビオティックの陰陽がわかるセミナー」を開催して来ました。

お昼は名古屋駅で定番の味噌煮込みうどん。

「土鍋の煮込み、味噌、硬麺のうどんとこの季節にはちょっと陽性すぎるのですが、新幹線の冷房がキツ過ぎて陰性になりちょうどよかった」という小ネタをはさみつつ、マクロビオティックの陰陽の基本を解説して来ました(笑)

会長は、鉄板の桜沢先生の「判断力の7段階」のお話。
どこかの知事さんは、4番目の知的判断力で押し通そうとし、5番目の社会的判断力を知らなかったと解説し、みなさんとても納得していただけました。

帰りの新幹線では、会長の奥さん手作りのりんご小豆パイを食べつつ、「陽性に話した後は、三年番茶(陽性)よりコーヒー(陰性)が美味しいね」と、今回は陰陽どっぷりな1日となりました。

次回は7月3日(日)に札幌で開催します!

「GOL cafe Vol.3」を開催しました!

先週末に桜沢如一資料室の活動の後、池尻大橋のキュイジーヌ・エ・サンテ・リマにて、マクロビオティックのコミュニティーイベント「GOL cafe Vol.3」を開催しました!

今回の私の役目はオープニングの「10分で振り返るマクロビオティックの歴史」でしたが、案の定というか、当たり前ですが10分では終わらず多分15分以上かかってしまったかもしれません(笑)

今回のメインスピーカーである資料室メンバーの黒田くんのリマ・クッキングスクール師範科試作会優秀賞受賞作品「根菜そば稲荷」は絶品でした!

そして、Kaoriさんのエンディングライブもとても迫力があり、会場も満席で2回目にしてだいぶイベントらしくなって来ました。

来月7月9日に「Vol.3」も開催予定です。ご興味がある方はぜひお気軽にご参加下さい!

リマ・クッキングスクール中級第8回

昨日はマクロビオティックの料理教室「リマ・クッキングスクール」中級第8回。今回は調理の他、小豆、レンコン、大根を使った飲み物。大根干葉、ネギ、よもぎを使った入浴剤などの様々な手当て法を習いました。

マクロビオティックでは、肺と腎臓の不調にレンコンと小豆がそれぞれ利用されます。

なぜかわかりますか?

そう「形」が似ているからです。

この科学全盛の時代に何を幼稚なことを言っているの?とお思いになるかもしれませんね(笑)

しかし、マクロビオティックは、この宇宙や自然はすべて同じ法則の元に創造されていると考える東洋哲学がベースとなっています。

銀河系と原子の構造が似ているように、形が似ているということは同じエネルギーが流れていると考えるのです。

人間の身体というものは、楽器と同じで使い続ければ音がズレてきます。だから定期的に調律をする必要が出てきます。

そこで「音叉」の役割をするのが、自然界の安定的なエネルギーである植物性の食物なのです。

肺の調律にはレンコンが、腎臓の調律には小豆が、それぞれ音叉としての役割を担います。

そしてマクロビオティックの基本食は、私達が人生を表現するために大切な楽器としての身体全体をチューニングしてくれます。

もちろん科学的な分析が進歩して行けば、レンコンや小豆が栄養学的に肺や腎臓にいいといわれる時代が来るかもしれません。

でも「自然界への信頼と共鳴」といったとても東洋的な思想がベースになっているからマクロビオティックは魅力的なのだと思うのですね!

胡麻塩銀河創造

せっかく料理教室に通っているのだから、久しぶりに胡麻塩を手作り。

長年愛用している、いつかの誕生日に義理の母からもらったすり鉢とすりこぎで早起きしてぐるりぐるり。

それにしても胡麻塩作りは、つくづく神話的な行為ですよね。

右手というイザナギノミコトと左手というイザナミノミコトが、すりこぎというアメノヌボコを、すり鉢という海に突き刺し回転させる。

実際にすり鉢の中は、銀河のようなスパイラルを描き、陽性という塩の粒子に陰性というごまの油がまとわりつき、無数の星々を形成します。

まさに宇宙創造のからくり。
ごま豆腐づくりが禅の修行になるのも納得しますよね。

すり鉢とすりこぎ、もっと使ってあげなきゃね。

リマ・クッキングスクール中級第7回

今日はマクロビオティックの料理教室「リマ・クッキングスクール」の中級第7回。
玄米焼きおむすび、車麩のすき焼き風、煮杏子の葛ソース、そして玄米クリームを習いました。

実は私、恥ずかしながら玄米クリームを手作りしたのははじめて!
やっぱり市販のパックのものとは違いますね~。

え、気のせい?

そう「気のせい」なんです(笑)

中級のテーマは「手当て法」で、台所で使う食材で崩した体調をもとに戻す方法を学ぶのですが、もっと根本的なところで「手」のエネルギーにフォーカスしてると思うんです。

人間の手って実は侮れないのです。
私は長年「Reiki」といわれる日本生まれのハンドヒーリングのティーチャー活動をしていたことがあるのですが、人間の手って、身体の微細な電磁的エネルギーの出力系なんです。

日本人は元来この手のエネルギーをとても大切にする民族でした。
だから、病気を治すことを「手を当てる」といい、「合掌」などは右手と左手の陰陽を結んで、身体の電磁的エネルギーを活性化させる合理的な習慣でした。

そして、おむすびも当然ながら、その文脈のなかで本当の意味が見えてきます。
よく病人が、ごはんは食べられないのに、おむすびは食べられるといわれるゆえんです。

玄米クリームも、手で作ることで、食べる人を癒す力が倍増するのでしょう。
「手作り」って、単に手間をかけること以上の秘密がありそうです。

昔の日本人は、その秘密をよく理解していたのでしょうね

6月18日(土)「GOL cafe Vol.2」を開催します!

柔道でも剣道でも、技が決まると「一本」といいますよね。
これは攻め手と守り手が見事に一体化して、攻守という陰陽が完璧に調和したことを意味します。

だから日本の「道」とは、西洋のスポーツと違って、勝ち負けを決めるものではありません。

陰と陽という相反する二つのものが一つになって、勝ち負けという二元性を超えて一なる宇宙を感じとることが日本の「道」の原理なのです。

私は、ことさら日本が特別な国だとは思っていません。
ただ、地球上での配置、地形、気候、どれをとっても日本が陰と陽の狭間で調和していることだけは確かなのです。

「二本のものを一本にする」

これは日本という国土に生まれた私たちの使命です。
マクロビオティックもまた、この日本という国土から生まれた「道の原理」です。

だからどうしてもマクロビオティックの歴史を語る時は、ここから始めなくてはなりません。

しかしながら、6月18日(土)の「GOL cafe Vol.2」で与えらる時間は10分。

というわけで今回も池上彰よろしく「10分で振り返るマクロビオティックの歴史」やります!

そして、あとに控えるスピーカーは、リマ試作会で優秀賞をとったつわものマクロビ男子。楽しみです。

もう、みなさんおわかりですね。
そういつものです。

告知かよ~(笑)
https://www.facebook.com/events/275359569464167/

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リマ・クッキングスクール中級6回目

昨日は、マクロビオティックの料理教室「リマ・クッキングスクール」の中級第6回。初級を終えて、いよいよ中級参戦です!

メニューは、キビ入り3分づき米のちらし寿司と二色白玉のお吸い物、ひじきコンニャクと蕪の香味漬け。

そして中級のテーマである手当て法は、「葛練りと葛湯」でした。

マクロビオティックでは、日常の食事の中で体調を整えることを主としますが、それでも急激に体調を崩した場合の対症的な食べ物の利用法があります。

それらは日本の古来より伝統的に利用されてきた食物のゆるやかな薬用的使用といえます。

なかでも「本葛」は、マクロビオティックの源流である石塚左玄以降、特に重宝され、子供から老人まで安心して食べられる養生食の代表とされてきました。

体調がすぐれない時に、この本葛を食べると、本当にやさしいエネルギーに包まれて行く感じがするのです。

実際に本葛は胃腸にやさしく浸透し、体を温めて弱った体にエネルギーを与えてくれます。

昔、日本の葛は、食べる他に繊維や飼料など、とても有用な植物として利用されてきました。しかし、今は葛餅など一部のお菓子の材料として、しかも「本葛」ではなく、ジャガイモのデンプンなどが混ぜられた「クズ葛」(笑)がほとんど。

日本の伝統的植物利用は、日本の精神文化の根幹をなします。
だから意図的に封印されることもあるのですが、「本葛」もまた復活を待たれる植物の代表かもしれませんね!

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