精神という陰性は、無限の時空間に広がる

みなさん、自分の精神や心ってどこにあると思いますか?

 

頭にある!いや胸(心臓)にある!いやいや、俺のはどうも下半身にある!という男子諸君もいるかもしれません(笑)

 

これは精神や心には、形がないないからいろいろに感じられるのですが、マクロビオティックでは、この「精神や心」と「肉体」、そして「食物」の関係を明確に定義します。

 

つまり、肉体は物質的なモノ(陽)で、精神はその物質である肉体を取り囲む時空間(陰)に広がっていると考えます。

 

時空間は肉体の周囲から宇宙まで無限に広がっています。ですから精神や心は肉体を超えて無限の時間(現在、過去、未来)と空間(周囲から宇宙まで)に広がっているのです。

 

昔のことを覚えていたり、未来のことや行ったことのない所を想像することができるのは、この精神の超時空性にあるのですね!

 

■肉体はラジオの受信機

そしてマクロビオティックでは、肉体を「ラジオの受信機」のようなものと考えます。そのラジオが空中(時空間)から電波を捉えて放送することをいわゆる「精神現象」と定義するのです。

 

そして肉体というラジオの性能いかんによって、高い周波数から低い周波数までの電波を受信します。その性能を左右するラジオの器体を作る素材はもちろん「食物」ということになるのです。

 

マクロビオティックでは「食物」を「環境の一結晶」と捉えます。つまり「食物」を通して環境(時空間)との陰陽(関係性)の調和を図ることによって、無限に広がる宇宙の周波数を受信するアンテナを広げて生きることがマクロビオティックの目的となるのです。

 

■「人間革命の書」桜沢如一著

昭和23年に出版された「人間革命の書」です。この中の「食物と肉体と精神」という項は、マクロビオティックを実践する人には必読の一文ですよ!

http://go-library.net/work/0115/ (桜沢如一資料室HPにて閲覧できます)

第二次世界大戦の終戦を受けて、敗戦国として日本国憲法をはじめ、さまざまな法律の改正や復興への政策が行われる中、国体の真の復活には、マクロビオティック(真生活)を国家施策として取り入れるべきとの主張を時の統治者マッカーサー元帥へ3年計画の提案としてまとめられた桜沢如一56歳の時の作品です。

敗戦の日本の空気を随所に感じる作品ですが、桜沢は「災い転じて福となす」の精神で、ここぞとばかりに敗戦の原因は、「宇宙の秩序」を忘れた国民だとし、そして真の復興のための唯一の方法はマクロビオティックの国家的採用であると高らかに宣言します。

その後、桜沢は日本での活動を辞めて、海外での活動を主として行くので、敗戦という最大のチャンスを生かして、日本人の人間革命を促す最後通告の書だったのかもしれません。

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