「火の使用によるでんぷんの糊化」が人類の大脳化を起こした

応用微生物学の専門家で、食物の消化や代謝から「火の人類進化論」を提唱する林俊郎さんの新刊『「糖」が解き明かす人類進化の謎』が刊行された。

これマクロビオティックの分野では最・最重要本です!というか、「マクロビオティック進化論」と言っても過言ではありません(笑)

200万年前、猿人からホモ属への分岐点となった「大脳化」の要因は、草食でもなく肉食でもなく、「火の使用によるでんぷんの糊化」により多量のブドウ糖が脳に送り込まれることによってエポックメイキングに起きたということを、とても分かりやすく説得力ある論説で展開しています。

 

健康な人が行う糖質制限食の危険性やケトン体と脳の関係も明快に解説し、現代の子供たちのアレルギーも人類進化の観点から、人工乳や早すぎる離乳食の問題として提起しています。

 

マクロビオティックは穀物の過熱による調理をとても大切にします。それは「でんぷんの糊化」が、人間を人間たらしめていると考えるからです。

 

とはいえ、私は人類が「草食」になったり、「肉食(糖質制限など)」になったりすることも時代の流れだと思ってます。

 

「火の使用によるでんぷんの糊化」によって起こった大脳化は、ある意味パンドラの箱です。

脳というPCに巨大なバードディスクを装着してしまった人類は、あらゆる情報のデータ化に成功し、地球の隅々まで進出して、あたかも万物の霊長然と振舞っています。

 

穀食人としてあまりにも肥大化してしまった人類がはたして「勝ち組」だったのかは、これからの未来を見てみないとわかりませんよね!

 


クロビオティックやお米の問題に興味ある方はぜひ読んでみて下さ~い。

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